鎌倉の家
全ての居室から既存樹木の椎ノ木が見えるように、椎ノ木を取り囲むかたちに建物を配置しました。
空を覆い隠すほどの椎ノ木の葉張りが大きいので、空を感じるために2階のテラスはカーポートまで迫り出すようにしました。
外観は隣家、向かい家からの視線に配慮しながら全面南に開いた、シンプルで緩やかな片流れ屋根とし、空に伸びるスッキリとした建物のシルエットとしました。
深い軒先とともに全体的に彫りの深い、スマートな印象のファサードを目指しました。
外装は白リシンの壁を基調としながら、一部米杉材で自然な色と表情を持たせています。
エントランス、アプローチ廻りには素朴な風合いを出すよう洗い出し仕上げにしました。
竣工年月 | 2009年 7月 |
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所在 | 神奈川県 鎌倉市 |
延床面積 | 185.37平米 |
構造 | 木造 |
施主の希望 | ・環境調和 ・外部との連続性 ・採光 |