公園沿いに建つ家
■外観デザイン
東・西・北側隣家からの視線に配慮して空に向かって開いた、フラットルーフのシンプルでスッキリとした建物のシルエットとしました。
外装は白リシンの壁を基調としながら、ポーチの外壁、デッキテラス、2階デッキの目隠しスクリーン等には米杉材で自然な色と表情を持たせています。また、エントランス、アプローチ廻りには素材感のあるタイルを用い、素朴な風合いをかもしだすようにしています。
■配置・平面計画
北側の道路面以外は隣家がさし迫っていて眺望も期待できないため、空に向かって開かれた家とし、隣地からの視線をさえぎりながら住宅内部に風景を構築するようにしました。
南隣地の公園を借景するために南側は開放性をもたせ、採光・通風を確保しながら隣家からのプライバシーを守る形態としています。
2階のデッキテラスは空を感じるためにライトコートとポーチの吹抜けの間に配慮しています。ここに座ると空中にいるかのような浮遊感と空間の広がりを楽しめます。
竣工年月 | 2007年 1月 |
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所在 | 東京都 練馬区 |
延床面積 | 96.35平米 |
構造 | 木造 |
施主の希望 |